在宅ワークの一般化を阻む意識について

新しい働き方として在宅ワークが注目されてから、結構な月日が経ちます。しかし注目を浴びるほどには、一般企業において盛んに導入されているとは言いづらい現状です。まだまだ一般の企業では、朝会社に出勤しデスクに座り、そして夕方退社するという形態がほとんどです。
家庭と仕事を両立する上で、理想的と言える在宅ワークが何故広がりを見せないのか?多くの方が疑問に感じることでしょう。様々な要因が絡み合ってはいるのですが、その内の大きな一つとして挙げられることに、「会社人の変化を受け入れられない意識」があります。
人間誰しも、慣れ親しんだ習慣を変えるというのは大変なことです。例えばタバコを例にとってみましょう。禁煙が体に良いことは重々分かっていますよね。でも食後の一服が止められない…よくあるケースです。良いとは分かっていても長年の習慣の方を選ぶという面が、人間には往々にしてあります。
在宅ワークもまたしかりです。労働人口が減る一方の日本において、多様な働き方を認めることこそ社会に良いことは誰もが分かっています。でも、朝会社に出勤して…という長年の習慣は変えられない――こういう意識こそが労働環境に変革を起こせない原因となっています。
逆に言えば、この凝り固まった意識さえ変われば、 労働を取り巻く環境が一気に変わる可能性があるという事です。在宅ワークに対する印象として、比較的年齢層が若い社会人の方がより柔軟な考えを持っています。長年の習慣に囚われた50代以上の人間が第一線を退き、この柔軟な考えを持つ若い世代が会社の中心になった時、一般の企業においても労働環境に劇的な変化が起きると考えられています。
誰もが時間と場所を選ばず仕事を行う在宅ワークこそが普通で、満員の通勤電車なんてものは存在しなくなるかもしれませんね。まだまだ先の事のようにも感じますが、変化というのは起きると早く進むものです。自分の時間も働く時間も、どちらも大切に出来る社会が来ることを夢見て、前に進みたいものです。

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