すごく効率が悪いのですが家でできる仕事なのがありがたい

事情があって仕事を辞め、再就職することもなく家事だけして過ごす毎日でした。どんな事情かといえば、要するにリストラです。
当時会社は経営に行き詰まり、給料が高いわりにあまり稼いでいないという、私を含めたおばさんパートを全員解雇したのです。解雇となればそれなりに面倒なことがあるらしく、契約満了だということにして首を切られてしまいました。
長年真面目に勤務してきたのになんて失礼な、と全員憤りましたが実際にここ数年はあまり仕事もなかったので、仕方ないと諦めるしかありませんでした。
私以外の人たちは、それぞれ再就職先を見つけたので次第に疎遠になっていきました。私も再就職に向けて就活をしましたが、年齢も年齢だし車を持っていないことがネックとなり、通える範囲で再就職先を見つけることができなかったのです。
失業保険をもらっている間は気楽に暮らしていたけれど、それも終了してしまったら不安が押し寄せ、このまま無収入なのはヤバいと思うようになりました。
旦那の稼ぎだけで暮らしていけるなら専業主婦でも良いのですが、我が家はそんな状況ではありません。なので、なんとか収入を得ようと思い、ありとあらゆる伝を頼ってようやく働くことになったのです。でもそれは、わずかな収入にしかならない「家でできる仕事」でした。
家でできる仕事とはいわゆる内職で、小さな部品を組み立てる細々した作業でした。以前こういった工具を使っての作業の経験があり全く素人ではないのですが、悪いことに老眼が進んできたので数をこなすことができないのです。ほとんど勘でやっているようなところもあるのですが、それでもクレームが来ることはないので腕は落ちていないということでしょう。
わずかな収入ですが、それでもお金が入ってくるということは大きな喜びになりました。それに、家でできる仕事なので部屋着のまますっぴんでいても問題ないのがありがたいです。
最近、仕上げるスピードが早くなってきたようで収入もその分少しずつですが増えてきています。クレームなく仕上げることができると認められたことで、これからはもっと仕事を回してもらえそうです。地味ですが、やりがいがあると感じられるようになってきました。

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